梅雨のため安定しない天気が続いており、低気圧が近づいた時は頭痛（気象病）になる方もいると思います。
皆さんは普段血圧を測っていますか？

収縮期血圧（上の血圧）140ｍｍHg以上または拡張期血圧（下の血圧）90ｍｍHg以上、もしくはその両方を満たす際に高血圧の診断になります。
日本に現在、約４３００万人程度の高血圧患者がいると言われていますが、適切に血圧コントロールができているのは１２００万人程度だと言われています。残りの３０００万人には自分が高血圧だと知らない人も含まれています。
高血圧を放置していると動脈硬化が進行し、脳出血・心臓病・腎臓病などのリスクが高まります。症状は頭痛、めまいなどが多いですが、全く症状が出ない方もいます。

病院では高く出てしまうという方も多いと思います。
そんな方は、自宅で測定をしてみてください。起床後トイレに行き少し休んだ後や寝る前のゆっくり過ごしている時間に測ることをお勧めします。何か作業をした後ではどうしても血圧は高くなります。５～１０分は安静にしてから測るようにしてください。
測ったらカレンダーや手帳にその日の血圧を記録しておくと、自分の平均血圧が分かります。血圧手帳を活用している方もいると思います。かかりつけ医や薬局で相談してみてください。
また、血圧の記録は受診時に持参し、自宅での状態を医師に確認してもらってください。