〇終末期医療の希望を考える
「最後まで自分らしく」を考える人が多くいらっしゃいます。終末期医療と言っても、「する・しない」ということだけではなく、細かい要望を残しておくことが必要です。
・心臓マッサージなどの心肺蘇生
・延命のための人工呼吸器の使用
・抗生物質の強力な使用
・胃ろう増設による栄養補給の可否
・鼻チューブ(経鼻からカテーテルを挿入し経管栄養材を投与する)からの栄養補給の可否
・点滴による水分補給
・その他の希望
また、かかりつけ医などにも話しておくとよいでしょう。
〇お葬式やお墓の希望について
お葬式は元気なうちに葬儀社にいき、事前相談する方が増えました。
お葬式やお墓(供養)のことは決して死んだあとのことと区別しないでください。自分が生きている延長線上にあるということです。
〇エンディングノートにまとめる
エンディングノート(終活ノート)は死ぬためのノートではなく「未来ノート」です。今まで考えたことを簡潔に一冊にまとめられるものです。また、物事だけでなく自分の正直な気持ちを書くこともできます。
そして、自分の将来を決めていくものとして、何度も書き直しても大丈夫です。
・名前の由来や生まれた時の様子
・過去の出来事
・ありがとうと伝えたい人
・過去の住まいや行った場所
・お金、身体、お葬式やお墓の現状と希望
・大切な方へのメッセージ
じっくりゆっくり書いてみてください。