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東根市
地域包括支援センター
住所:東根市中央一丁目
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お知らせ

2020/06/08

怒りと上手に付き合いましょう

| by センター
現代社会には、「怒り」が蔓延しています。家庭、職場、地域、そして新型コロナウイルス感染症に関連したことで、ストレスを感じて生活しています。そのストレスがイライラにつながり、やがて怒りにつながっています。
でも、本当に「怒る」必要はあるのでしょうか。「怒らない」という選択肢はなかったのでしょうか。

「怒り」とは「第二感情」であり、その背景には「第一感情」があるのだそうです。
「 第一感情」とは、不安、ストレス、痛み、悲しみ、苦痛、寂しさ、弱さ、絶望、悲観などです。人はそれらに対して怒りを感じるものなので、怒らないようにするには、原因となっている第一感情を探すことがとても大切だと言われています。
そして「第一感情」に気づくことによって、気持ちを「怒りの感情」として表に出すのではなく、「自分の気持ちをきちんと伝えるにはどうしたらいいか」と考えることができるようになるといわれています。その結果、感情に流されることなく、冷静に、素直に伝えることができるようになるということです。

「過去」と「他人」はコントロールすることはできません。
逆に言えば、誰も「私」を変えることはできません。「私」自身を変えられるのは、「私」だけです。コントロールできないものに対して、怒ったりイライラしてもしょうがないのです。自分をうまくコントロールして、やり過ごすことができれば、それが一番幸せだと思います。

それでも、イライラしてしまう、つい怒ってしまうということがあるかもしれません。そんなときは、感情を表す前に6秒、カウントしてください。6秒で理性的に戻ることができます。また、この「怒り」は何点だったか点数化することで、客観的になれます。メモを記すことで、怒りを「見える化」することでも客観的になることができ、怒りを外に吐き出すことができます。
「怒り」のスイッチは、自分の「~すべき」という価値観と、対象の行動・価値観とのズレです。怒らないようにするには、自分の「~すべき」をゆるめてみてはいかがでしょうか。
「怒り」を正しく伝えることで、自分の感情がコントロールでき、相手にスムーズに伝えたいことが伝わります。

ストレスと上手に付き合い、張りのある生活を送りましょう。
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