漬物が持つといわれる様々な効果
〇野菜を食べやすくする
塩の作用で野菜を脱水することにより、野菜をコンパクトにするとともに、柔らかくすることにより、生では食べづらい野菜も食べやすくしてくれます。
〇野菜の持つ栄養素が豊富に含まれる
野菜の中に含まれる食物繊維やビタミン類などの栄養素はほとんどそのまま残っています。ビタミン類などは種類によっては長く漬け込むと徐々に減少してゆきますが、浅漬の場合はビタミン類もたっぷり残っています。
〇漬物はノンオイル食品
漬物は油を使っていませんので、いわばノンオイル食品です。
〇乳酸発酵漬物は乳酸菌が体によい
ぬか漬やキムチなどは乳酸発酵をする漬物です。乳酸発酵漬物を食べると、多量の乳酸菌をとることができ、併せて食物繊維も摂取することになるため、腸内での善玉菌の繁殖を支援する効果が期待できます。
〇ぬか漬はビタミンB群が豊富
ぬか漬は、ぬか床に豊富に含まれるビタミンB群が漬物の中に移行するため、元の生野菜よりもビタミンB群は豊富に含まれています。
〇漬物はアルカリ性の食品
野菜を原料とする漬物はアルカリ性食品で、アルカリ性の食品は血液をアルカリ性に保ち、健康を維持する効果があるといわれています。