2020/07/29 | 大雨が降りました。 | | by センター |
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東根市では、72時間雨量が171.5mm、48時間雨量が156mmを記録し、7月としては、これまでで一番の降雨量となりました。
これまでの雨で地盤が緩んでいるところもありますので、少しの雨で土砂災害が起こる可能性もあります。また、流れ込んだ河川の増水も考えられます。
今回、市内でも床上床下浸水したところや道路・畑が冠水したところがありました。被害に遭われた方にお悔やみ申し上げます。
道路や畑などが水で覆われることを浸水と言い、その深さのことを浸水深と言います。
この浸水深が大きくなると、歩行や自動車の走行に支障を来たし、避難行動が困難になります。
浸水深が大人の膝ぐらい(50cm)でも、水の流れが少しでもある場合は、歩行が困難になります。水の流れが速い場合は、20cm程度で歩行困難になってしまいます。
自動車については、10~30cmの深さになるとブレーキ性能が低下し、30~50cmになるとエンジンが停止し、車から退出をしなければならない状況になります。50cmを超えると、車が浮いてしまい、流されてしまう状況になってしまいます。
氾濫した水の流れは、勢いが強いので水深が膝程度あると大人でも歩くのが困難になります。緊急避難として、高い堅牢な建物にとどまることも選択肢の一つです。
また、氾濫した水は、茶色く濁っており、水路と道路の境や、ふたが開いているマンホールの穴は、見えません。やむを得ず水の中を移動するときは、棒で足下を確認しながら移動しましょう。
できることを知って、身を守りましょう。