近年単身高齢世帯も増加し、高齢者の方々が老人ホームや高齢者施設に入居する場合や病院に入院する場合など、身元保証人がいなくて困っているケースも増えてきています。親族に身元保証人をお願いできない場合、身元保証等高齢者サポートサービスというものがあります。
この身元保証等高齢者サポートサービスを取り扱っている事業者は多数ありますが、サービス内容、自らの支払能力などについて確認していただくほか、事業者における預託金の管理方法なども把握していただくなど、本当に身元保証等高齢者サポートサービスが必要かどうかを含め、慎重に情報収集した上で判断していただくようお願いします。
なお、いわゆる身元保証等高齢者サポートサービスについては、厚生労働省において、身元保証等高齢者サポート事業に関する調査(平成29年度老人保健健康増進等事業(老人保健事業推進費等補助金)を活用して実施)が進められ、その一環として、啓発資料としてのポイント集が作成されました。
それを受け、消費者庁において、都道府県・政令指定都市の消費者行政担当部局宛てに、「身元保証等高齢者サポートサービスの利用に関する啓発資料等について」が通知されました。