介護保険を利用して住宅改修工事ができることをご存じでしょうか？

　例えば入院して退院できるまでに回復したけれども、足の筋力が低下し動いたり歩いたりするのが大変になってしまったという場合、自宅に手すりを付けたいと希望されることがあります。
　そんな時、介護認定を持っていれば「住宅改修工事」のサービスを利用することができます。必要な書類（住宅改修が必要な理由書等）を申請し、工事完成後、領収書等の費用発生がわかる書類を提出することにより、実際の住宅改修費の７割から９割相当額が支給されます。
　※なお、支給額は支給限度基準額（２０万円）の７割（１４万円）～９割（１８万円）が上限となります。
　住宅改修の種類は、手すりの取り付け、段差の解消、滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更、引き戸等への扉の取り換え、洋式便器等への便器の取り替えなどがあります。
　住宅改修工事の利用については、書類の作成等はケアマネジャーや専門の事業所で行いますが、当センターでも相談を受けて対応をしておりますので、何かありましたらご連絡ください。