7月4日、熊本県の球磨川が決壊し、大規模な被害が出ております。亡くなった方も多数おられ、ご冥福をお祈り申し上げます。

山形県も、例年7月25日頃に梅雨明けとなるため、今は梅雨の真っ只中です。梅雨の後半はまとまった雨が降りやすく、まだまだ大雨に警戒が必要な状況です。

新型コロナウイルス感染症が収束していない状況でも、水害に遭う恐れがある場合は、躊躇なく、避難してください。。「自らの命は自らが守る」意識を持ち、改めて自宅の非常用の持ち出し袋の確認や、自宅の災害リスクと自分のとるべき行動を事前に確認しましょう。

非常持ち出し袋に以下のものを追加してください。
・マスク
・手指衛生用製品（アルコール消毒液、ウエットティッシュ、石けん、ハンドソープ）
・体温計
・タオル
・防寒着

水害・土砂災害の防災情報の伝え方
災害対策（警戒）本部より、警戒レベルを使って避難勧告などの情報が発信されます。
・警戒レベル１…災害への心構えを高めましょう
・警戒レベル２…避難に備え、ハザードマップなどにより、自らの避難行動を確認しましょう　→　気象庁発表の「大雨注意報」「洪水注意報」等に相当
・警戒レベル３…避難に時間を要する人とその支援者は避難しましょう。それ以外の人は避難の準備をしましょう。　→　気象庁発表の「大雨洪水警報」等に相当
・警戒レベル４…速やかに全員避難しましょう。　→　避難勧告・避難指示に相当
・警戒レベル５…すでに災害が発生している状況です。命を守るための最善の行動をとりましょう。　→　災害発生情報に相当
高齢の方は、警戒レベル３で避難をしましょう。

また、山形県では避難所の新型コロナウイルス感染症対策を徹底するため、「避難所における新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」を作成しました。このガイドラインを参考に、感染症対策を実施し、安全な避難所運営が促されています。