昨日も熱中症や熱中症の疑いで県内で20人ほどが救急搬送されています。
山形県内も35℃以上の猛暑日になると予報が出ています。予報で発表される気温は、あくまで温度計が示す気温です。アスファルト上やコンクリート上では照り返しもあるので実際に感じる温度はもっと高くなります。近い距離の移動だからと油断せずに、日傘や帽子の着用、飲料水の持参を忘れないようにしましょう。また、外出はどうしてもの場合を除き、午前中や夕方の比較的涼しい時間に行いましょう。買い物は午後一番が空いていることが多いですが、その場合はタクシーやバス、自家用車を活用しましょう。

熱中症の症状（軽度）としては、身体のだるさ、動悸、めまい、頭痛、立ち眩み、吐き気　などがあります。このような症状が出現したら、まずは木陰やクーラーのきいた室内で水分を摂りながら身体を冷やしてください。回復したとしても数日は無理をしないでください。
酷くなると意識障害（ぼーっとする、ぼんやりする）、呼びかけへの無反応、水が飲めないといった状態になります。そうなったら急いで医療機関を受診してください。

今年はマスクを着用する機会も増えています。人との距離が取れる場合はマスクを外し、熱中症予防に努めましょう。