東根市地域包括支援センター中央
 
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東根市
地域包括支援センター
住所:東根市中央一丁目
         3番5号
 地図
電話:0237-42-3939
FAX:0237-43-2331 

 
お知らせ

2022/02/22

点検商法にご注意を。

| by センター

住宅の屋根や床下を「無料で点検します」と突然自宅に訪問してきた業者から「このままでは大変なことになる」などと不安をあおられ、不要不急のリフォーム工事等をさせられたというトラブルに関する相談が、全国の消費生活センター等に寄せられています。

屋根や床下など消費者が容易に確認できない部分は、本当に不具合があるのか消費者の側で判断することは難しく、言われるがまま点検に続いて工事の契約をしてしまう実態があります。

また、大雪などの自然災害で壊れた箇所等を火災保険で修理ができるといって工事の契約を勧めたり、点検の際に撮影したという動画等をみせるなどして執拗しつように修理を迫ったりしているなどの事例も目立ちます。

 

【事例】火災保険で雨どいの修理ができると言われ、業者の指示通りに保険会社へ申請したが、「雨どいに支障はない」と言われた

業者が来訪し、「昨年の大雪で家に損傷がないか、この辺を回っている。お宅の雨どいが歪んでいるようだが、火災保険の保険金で無料で修理ができる。詳しく点検をさせてほしい」と言われ、了承した。後日、業者が 2 人で来訪し、屋根や雨どいの写真を撮った後、「やはり雨どいが歪んでいる。今から保険会社に申請しよう。保険会社への答え方は指南する」と言われ、保険会社に電話した。電話の途中で、業者から「火災保険の申請をしたい」「昨年の雪の被害で雨どいが歪んでいる」などと書かれたメモを渡され、その通り保険会社に伝えた。その後、保険会社の調査員が自宅に訪れ雨どいを点検したところ、「雨どいに支障があるようには思えない」と言われた。不安になったので、業者に工事を断りたいと伝えたが、「点検のためそれなりに費用が掛かっている。そう簡単に断られても困る」と言われた。どうしたらよいか。

 

アドバイス

(1)「点検させてほしい」と訪問してくる業者には応対しないようにしましょう

(2)点検する場合は、点検結果を冷静に確認し、業者の話をうのみにしないようにしましょう

(3)その場で契約しないようにしましょう

(4)契約するときは契約書の内容をしっかり確認しましょう

(5)火災保険での修理をもちかけてくる業者との契約は避けましょう

(6)クーリング・オフや契約の取消しを行うことができます

(7)早めに相談しましょう

不安に思ったら早めに消費生活センター等に相談しましょう。


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