例年、7月25日頃には梅雨明けの知らせが届くころですが、今年は、梅雨入りが1週間ほど遅れたこともあり、まだ梅雨明けしていません。
が、夏はもうすぐ到来します。
三カ月予報が発表され、8月~10月は、例年より暑いと予想されるそうです。
総務省消防庁の「熱中症による救急搬送者数に関するデータ」で、2019年の、梅雨明け前後での救急搬送者数を比較すると、救急搬送者数は、関東甲信地方では約4.4倍、東海地方では約4.3倍、近畿地方では約3.4倍と、梅雨明け後に増加していました。暑さに体が慣れていない人が多いこの時期は、梅雨明けのタイミングなど、気温が急上昇するときには、熱中症への注意が普段以上に必要になります。
雨明け後の本格的な暑さに備え、熱中症の予防・対策のポイントをお知らせします。
〇バランスのよい食事をとる
〇エアコンなどを適度に使う(扇風機と併用する)
〇しっかりとした睡眠をとる
〇適度な運動を行い、体を暑さに慣れさせる
〇のどがかわいていなくても、こまめに水分を補給する(1時間毎、100mlぐらい)
〇大量の汗をかくときは、塩分も補給する
〇帽子や日傘で直射日光をよける
熱中症は、いつでも・どこでも・だれでもかかる危険性があります。しかし、普段から気をつけることで防ぐことができます。気温の急上昇に備え、無理をせずに、徐々に体を慣らしましょう。