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東根市
地域包括支援センター
住所:東根市中央一丁目
         3番5号
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お知らせ

2020/06/05

薬は正しく飲みましょう

| by センター
薬は、病気やケガの治療などで大切な役割を果たします。

しかし、程度に差はありますが、薬は効き目(効能・効果)だけでなく、副作用という「リスク」も併せ持っています。重い症状では死に至ることもあります。副作用とは、本来の目的と別の作用のことで、例えば眠気やのどの渇きといった軽いものから、肝機能障害やアレルギー反応の一種であるアナフィラキシーなどの重い症状まで様々です。
ただし、薬を使用すると必ず副作用が現れるものではありません。もし現れたとしてもその症状は服用した人や薬によって異なります。薬の使用中に何か異常を感じたら、すぐに医師や薬剤師に相談してください。その際には、「“何という名前の薬”を、どのくらいの“量・期間”使用し、どのような“症状”がでたか」を説明できるようにすることが大切です。

薬を使用する際には、説明文書をよく読むようにしてください。用法・用量や効能・効果のほか、使用上の注意や副作用に関することが記載されているので、使用前には必ず目を通す習慣を付けましょう。また、捨てずに保管し、必要なときにはすぐに読めるようにしておくことも大切です。
飲み薬は決められた量よりも多く飲めばさらによく効く、というものではなく、逆に副作用や中毒などが現われる危険もあります。薬を飲むタイミングについても同様です。医師や薬剤師などの専門家から十分に説明を受け、正しく使用しましょう。
もし、薬を飲み忘れたら、気づいた時にすぐに飲みましょう。ただし、次の服用時間が迫っている場合は1回分を抜いて、その次からいつものように飲みます。決して2回分を一度に使用してはいけません。なお、薬の種類によっては、飲み忘れたときの対応が異なる場合があります。薬を受け取るときに、医師や薬剤師に確認してください。

薬をより安全に使うには、「お薬手帳」を活用して、自分が使っている薬を記録しましょう。これによって普段使用している薬や、薬に関する情報を正しく知ることで副作用や誤飲の防止などにつながる、薬によるアレルギー経験なども医師や薬剤師へ正確に伝えられるというメリットがあります。

医師が発行した処方せんはどこの薬局でも取り扱ってくれます。しかし、受診する医療機関によって薬局を変えるのではなく、“かかりつけ”の薬剤師・薬局を持つことをお勧めします。

(この記事は、政府広報オンライン「知っておきたい クスリのリスクと、正しい使い方」令和元年(2019年)10月18日を参考に作成しました。)
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