健康寿命と平均寿命の差が何年あるか知っていますか？
令和元年度では女性約12年、男性約９年となっており、この期間は日常生活に何らかの介護・介助が必要（要介護状態）となります。もちろん、亡くなるその日まで元気な人もいれば長い間患っている人もいるので個人差がとても大きくなります。

健康で過ごすためには、些細な衰え（フレイル）を放置しないことが重要です。
「ちょっと歩くのが大変になった」「かみ合わせが悪い」「人と会うのがおっくう」など、普段の生活にそこまで支障はないけれど何となくこのままではいけないな、と思うことはありませんか。そんなちょっとしたことを放置することがフレイルの進行につながります。フレイル予防のためにも、身体を動かす機会を持ち、きちんと食べ、人とのつながりを保つようにしましょう。

まずはこまめに身体を動かす習慣を作りましょう。
1回30分以上の運動を週2回、と勧められることが多いですが、最初からまとめて運動するのはなかなか大変です。なので、家事の隙間時間にできる運動を取り入れてみましょう。つま先立ちや踵上げ、ストレッチはどこでも簡単にできると思います。