2020/07/03 | 新型コロナウイルス感染症の影響の緊急アンケートを実施しました | | by センター |
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6月、東根市内の民生委員児童委員さん(以下、「民生委員さん」とします)に、新型コロナウイルス感染症の影響の緊急アンケートを実施しました。
民生委員さんの見守り活動について、感染症の流行前と現在とでどのように変更したのか、不安なことはないか、活動しやすい環境づくりとして何を希望しているかを伺いました。
見守り活動の方法について、訪問活動が減った一方、訪問以外の活動(電話、遠目での姿の確認、家族への確認など)が増えたという傾向が見られましたが、44%の民生委員さんは、流行前と変わりなく見守り活動をしてくださりました。見守り活動のなかで不安なこととして、感染症対策をあげている方や見守り対象者の心身の機能低下を心配している方がたくさんおられ、平均すれば、民生委員さん一人当たり2、3項目の不安を抱えながら民生委員活動をしていらっしゃると推測されます。民生委員活動のしやすい環境として、地域や見守り対象者等の「情報」の共有や連携を希望される方が多くいらっしゃいました。
また、担当地域のこと、高齢者のこと家族の見守りのことなどを伺いました。
地域(行政区、自治会など)で集会を中止・禁止したことで、「集まる機会」は減ったが、農作業や散歩などをして「外出する機会」は変わりがなかったという傾向が見られました。家族による見守りは、県外からの来訪は減った一方、電話などによる家族の声掛けがあり、見守りの機会は変わりがなかったようです。ただ、顔を合わせる機会が減り、さみしさを訴える高齢者の方もいらっしゃいました。
アンケートの内容には、当センターでの対応のほか、行政や社会福祉協議会などの関係機関と連携し、検討することもありました。今後対応してまいりたいと思います。
貴重なご意見、ありがとうございました。